西武学園文理小学校 校長BLOG

1年生と文理ファームで田植えをしてきました

学校から歩いて数分のところに水田があります。その様子が、NHKの首都圏ネットワークで取り上げられました。それは、田植えの指導者が文理ファームの提供者でもあり、指導者でもある細田義夫先生が田植えの面倒をみてくださっているからです。大正15年生まれの御年95歳で、1年生とはその差90歳ということが、マスコミの関心を呼んだのではないでしょうか。新聞社も産経新聞、埼玉新聞にも取り上げていただきました。1年生が田植えをし、3年生が秋に稲刈りをします。日本文化を突き詰めていけば稲作文化から派生したものです。植えたお米が大きく実り、食べているご飯になることを理解し、体験することで食育にもなります。植えて、育て、刈り取ることで命の教育にもつながることなのです。
1年生が保護者と一緒にぬるんだ水   田に入り、初夏を感じながら、親子で水田の土の感触を知ることは、いい経験です。田植えをした保護者の方から「人生初めてです」「いい経験になりました」と感謝されました。秋には、収穫した稲を学校の隣にある八雲神社に奉納して、五穀豊穣を感謝するのです。そうすることによって、初めてお米が八十八の工程を経る、漢字の意味がわかるのです。そして、米粒一つ一つの大切さがわかってくるのです。「いただきます」は、植物や動物の『命をいただきます』だとわかり、それはフードロスをなくしていく大切な過程でもあるのです。

「今年も豊かな恵みのある1年になるといいな」と思っていると、ちょっと不揃いに苗が並んでいる水田の上をツバメが元気よく通りすぎていきました。

※「西武学園文理 田植え 95歳」で検索していただくと関連の記事がでてきますのでぜひご覧ください。

 

95歳の細田先生からお話をしていただきます

 

細田先生と一緒に田植えをする1年生

 

親子で水田の土の感触を楽しむ

 

田んぼの向こう側には文理小が見えます

 

 

 

 

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