西武学園文理小学校 校長BLOG

今年度も、ロボットプログラミング教室を実施してもらいました

文理高校の理数科の生徒に今年度も、ロボットプログラミング教室を実施してもらいました。
集まってもらった文理高校の理数科の生徒に、お礼とこのプログラミング教室の意義について話しました。それは、
「小学校の子ども達からすれば、5歳位しか違わないお兄さん、お姉さんが、ものすごい知識と技術を持っている。その知識量、経験値などを目の当たりにして、こんな高校生になりたい、とあこがれに近いものになるでしょう。心理学でいうモデリングです。生意気な小学生もいると思いますが、分からないことは、分からないと率直に認め、次までに調べておくね、と返してください。自分の知識も小学生に分かるように説明できてこそ、その知識は本物であるということです。今日は、皆さんにとってもいい勉強です。哲学用語の『止揚』、つまり二つの異なる力がぶつかって上昇していくように、今日の時間が有意義になるといいですね。」
と高校生に語りかけました。
プログラミング学習は、ロボットを動かすことに特化されていますが、プログラミング自体、順序立てて物事を整理して、考えを構築していくことなのです。将来的に、文系理系の垣根がなくなると言われています。それは、理系の知識と文系の発想が必要になるからです。それは、ビッグデータを手に入れるのは理系の知識、それをどのように活用するのは文系の発想ということでしょう。これからの社会に必要な小学生と高校生の交わりだったような一時でした。

 

高校生に語りかける飛田校長

 

 

 

 

 

 

文理高校の理数科の生徒から教えてもらう児童

 

 

 

 

 

 

 

 

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