Bunri'S NOW

school news

学校生活

【4・6年生】夏季ゼミナール4日目「こころのなかのオノマトペ」

日本語には約4500語のオノマトペ(擬音語と擬態語の総称)があるといわれており、なかでも「どきどき」や「わくわく」といったあたかも音がするような気持ちを表したことば(擬態語)は他言語と比較しても大変豊かにあるようです。 

このゼミでは、適度にゆるりとした空間のもと、感情をことばで表す力(感情リテラシー)を高めるゲームやワークに取り組みました。感情を表したことばやそれに紐づくオノマトペが書かれたカードを用いて、その日の気分をオノマトペで表現してみたり、オノマトペから連想する感情をジェスチャーで表すゲームをしてみたり。感情あてゲームが一番盛り上がりを見せ、次第に白熱していく様子にこちらも驚いてしまいました。 

最終回では、「これまでにもやもやしたエピソード」を振り返ってもらい、その時に抱いた感情とその背景にある期待や願いについて語ってもらいました。感情は一つではなくとても複雑。喜びの裏に悲しみがあったり、さらにはそこにもどかしさや不安もあったり。普段言葉では表現しきれていない気持ちに、オノマトペを通して気づきをもってもらえていたら嬉しいです。こころに耳を傾ける機会がこれからも増えていきますように。(作成:ゼミナール担当 川村)

UP DATE:2025/07/28