11月４日（土）に令和５年度 第２回 Bunri Guest Lecturesが開催されました。今回は、埼玉大学教育学部教授 岩川直樹先生をお招きし、本校児童の保護者に向けて、演題「相手になること」のもと、これまでのご経験も交えてご講演いただきました。

岩川先生のお話の中では特に、
・他者への関心であったり、誰かの相手になったりすることによって、一人ひとり自立した大人に成長していく
・現代社会における人間の当たり前の行動「相手になる」が止まっているように思われる
・あと三十センチ近づくことができれば、相手の本当の表情や考えがわかるようになり、相手との接し方が全く変わるはずだ
などが印象深く、参加した保護者も大きく頷きながら聞き入っていました。また、参加した保護者からは、
・「しっかり子どもに向かう」＝「相手になる」。大人同士にも言えることであり、人間関係全体につながる話でした。
・自分に余裕がない時は『誰かに「相手になって」もらいましょう』というお言葉に親も助けてもらっていいのだと肩の荷がおりました。
・相手に関心を持つこと、やり取りのゾーンに入るために一歩近づいてみることが大事なんだと心から思いました。
という感想が寄せられ、改めて普段からの相手への接し方がとても大切であることを振り返る機会となりました。

UP DATE：2023/11/17