学校生活
令和6年度 第3回 Bunri Guest Lecturesが開催されました
1月25日(土)に令和6年度 第3回 Bunri Guest Lecturesが開催されました。今回は、教育ジャーナリストであり、またマザークエストの代表でもある中曽根陽子先生をお招きし、本校児童の保護者に向けて、演題「AI時代を生き抜くための『失敗力』と『探究力』の育て方」のもと、ご講演をいただきました。講演会は、対面とオンラインを併用した形式で行い、オンラインでのライブ配信にも、多くの方が参加されました。
中曽根先生のお話の中で特に印象深かったことは、「子育ては脳育て」であり、すべては丈夫な脳を育てることから始まるという内容です。脳は大きく3つ「からだの脳」「あたまの脳」「こころの脳」にわかれていて、本当の脳育てとは、毎朝「飢えている」状態をからだの脳に作ること、すなわち「きちんと寝る」から作られると述べられました。具体的に、小学生の望ましい睡眠時間(9~11時間)もお示しいただき、聴講していた保護者の方も大きくうなずかれていました。
また、「子どもが困った行動をした時どうする?」をテーマに、「約束をしたのに守らない(まだゲームをやりたい!)」という設定で、保護者の代表2名が子どもと親にわかれて、ロールプレイを行いました。実際に演じていただくことを通して、親から子への声がけを「どうして(過去形)」から「どうしたら(未来形)」と少し変えることで、子どもの対応や考え方が全く変わることがわかり、今すぐに実践できることを学ばせていただきました。 参加した保護者からは、「原因追求ではなく未来思考になる声がけが大事」「自分が受けた育て方ではなく、時代の変化に合わせて育て方も変化する必要があることを再認識しました」「『できるところ探しメガネ』を忘れないようにします」などの感想が寄せられ、関心度の高さがうかがえました。
UP DATE:2025/01/29